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MTG振り返り分析 — 社内保管版

TKP継続支援 報酬設計MTG
数値検算と交渉プロセスの整理

実施日 2026年8月19日 参加者 竹園祐二氏 / 古谷野 記録 議事録(文字起こしベース)
2026年11月以降の継続支援の報酬体系(月額固定費5万円+累進成果報酬6/4/2%+初期構築費用48万円)を口頭で提示し、竹園氏の合意を得た回。竹園氏自身が会議中に検討していた別案(後半ほど有利になる累進1〜7%+固定10万円)は、竹園氏自身が「参考にならない」と自ら撤回し、古谷野の段階的月額設計を「現実的」と評価した。会議全体を通じて口頭で多数の金額計算が行われたため、事前に竹園氏へ共有済みの報酬設計仕様書(`TKP\報酬設計\20260814 Altruism 報酬設計仕様書.md`)を数値の正として突き合わせ、口頭発言との整合性を確認した(詳細は05節)。契約はいったん2026年12月末で区切り、竹園氏が最も懸念している「9月広告施策の成否」を見極めてから継続協議する設計にまとまった。
00 — People

登場人物

竹園祐二氏クライアント

個人事業主として人材紹介・不動産仲介・制作・研修事業を展開。2026年11月または12月頃の法人設立を予定。

古谷野支援者(本人)

継続支援の報酬体系を口頭で提示・説明。竹園氏の実行力・熱意を見て、当初の無償支援方針から有償関与への転換を明言した。

01 — Decisions

決定事項・合意事項

02 — Tasks

タスク・宿題・ネクストアクション

古谷野 側
タスク内容期限
資料共有会議資料・提案書のMDファイル・本会議の文字起こしを竹園氏へ共有し、竹園氏側のAIにもセカンドオピニオンを仰いでもらう。近日中
契約書の雛形作成調整事項を明示した上で最終締結に向けて提示する。近日中
収支計画の策定法人化を見据えた予算配分・収支目標のプランニング(利益目標からの逆算設計)。法人化までに
UI構築人件費・相場データを視覚的に把握できる管理画面の実装。労働分配率46.4%等の既存データを基準値と併せて見せる設計を想定。継続対応
売上配分の再設計法人化時の片倉氏等への支払い配分(完全変動報酬型からの移行)を、法人化前に済ませたい。法人化前
竹園氏 側
タスク内容期限
資料の確認・検討共有資料(会議資料・MDファイル・文字起こし)を読み込み、相場・金額・リスクを検討する。次回MTGまで
03 — Negotiation Read

交渉プロセスの読み取り

金額交渉のはずが、終始「お互いの事業をどう長続きさせるか」という関係性重視のトーンで進んだ回だった。

00:10:05 頃自己評価・案の撤回
僕のねりねりはね、どうしても高くなっちゃうんですよ…参考にならないなって、今話聞いてて思いました
竹園氏が事前に自作していた報酬案(後半ほど有利になる1〜7%累進+固定10万円)を、古谷野の提示を聞いた直後に自ら撤回している。相場観への謙虚さが表れた場面。
00:18:24 頃関与姿勢の転換
これはこの人本気でやってるなって思ったんで僕もちゃんと本気でやらないと…ちゃんともらってちゃんと義務を果たそうと思いました
古谷野が、竹園氏の実行量を見て当初の無償支援方針を撤回し、有償での本格関与を決めた経緯を率直に語っている場面。金額提示の正当性の裏付けとして重要な発言。
00:33:xx 頃率直な不安の表明
1番怖いのは次の広告、9月の広告で滑ったらどうしよっかなはあるんで
契約区切りを12月末に設定する直接のきっかけとなった発言。竹園氏の資金繰りへの不安が具体的な契約設計に反映された。
00:57:52 頃率直な驚き
なんか思ったより薄いんだって感じはしました
3,000万円の売上規模でも利益(手残り)が15%程度にとどまる試算を聞いた際の反応。制作費への赤字補填的な支出・外注比率の高さが要因という説明を受け、目標を3割に引き上げる方向で合意している。
01:03:55 頃自己開示
どんどん僕の決断力が遅くなってる、鈍くなってるのは分かるんですけど…考えるところが多くなっちゃったのと、こうして欲しい、ああして欲しいが多くなってきたんで
竹園氏自身が意思決定の鈍化を自覚し言語化した場面。古谷野からは「決定基準を事前に明確化して即断できるようにすべき」という助言があった。今後の支援設計(意思決定フレームの整備)に活かせる示唆。
総括:竹園氏は自身の報酬案を相場観の不足を理由に率直に撤回する一方、9月広告の成否や意思決定の鈍化など、経営上の不安を隠さず言語化していた。古谷野側も「儲けようと思ってない」「本質的に金というより気力を失わないように」といった関係性重視の発言を重ねており、金額交渉というより信頼関係の確認作業に近い回だった。
04 — Proposal Read

提案としての強み・弱み

強み

資金繰りを起点にした支払い設計権利発生と実際の支払いを分離し、単月売上200万円×3ヶ月連続という明確なトリガーで精算する設計は、創業期のキャッシュフロー圧迫を避けたいという竹園氏の懸念(アンケートQ6「自動計算で費用が膨らまないか心配」等、過去の懸念とも一貫)に直接応える内容になっている。
ダウンサイド時の逃げ道も用意単月売上100万円×3ヶ月連続の下振れ時に固定費のみへ切り替える設計は、上振れ時の精算条件と対になっており、片方だけの設計になっていない。
竹園氏の自案を否定せず相場を提示する進め方竹園氏が先に自案を出した後で古谷野案と比較させる順番にしたことで、竹園氏自身が「参考にならない」と自発的に納得する結果になった。押し付けではなく比較からの自己納得を引き出せている。

弱み・リスク

口頭のみで仕様書と同じ計算過程を再現するのは聞き手に負荷が高い定価141.9万円から①〜③の3段階で48万円まで減額する過程を、口頭・アドリブの暗算で説明している。竹園氏自身が「僕が計算できないからなんですよね」と自らの数字管理の苦手さを語っている場面(00:12:27頃)もあり、その場で3段階の値引き構造を正確に追えていたかは不明。次回以降、金額の変遷は仕様書の4-3節の表をそのまま画面共有する方が誤解を避けやすい。
竹園氏個人の報酬(月20万円目安)が確定事項のように会話に紛れ込んでいる社会保険加入を前提にした内訳(給与8.3万円+経費12万円)まで踏み込んだ試算が出ているが、竹園氏の実務家族構成や意向のヒアリングを経ていないラフな見立て。決定事項として扱わないよう、次回以降の会話で切り分ける必要がある。
05 — Numeric Verification

数値検算

口頭で多数の金額計算が行われたため、主要な数字を再計算し、整合するものとしないものを分けて確認した。金額・期限は後戻りコストが高いため、鵜呑みにせず必ず突き合わせる([[decision-driven-meeting-minutes]]のAI要約検証パターンに基づく)。

①累進成果報酬「売上1,000万円で月43万円」

整合
00:00:00 頃 「売上1000万がの時は、固定費5万含めて43万円になるって感じです」

300万円×6%=18万円、(600万円−300万円)×4%=12万円、(1,000万円−600万円)×2%=8万円、合計38万円+固定費5万円=43万円。発言と完全に一致する。

②初期構築費用「66%引きで48万円」

整合(仕様書と照合済み)
00:21:11〜00:22:28 頃 「66%引きまして48万円にしますと」「32万×3だったんすよ、本当は。で、96万だったところを…48%だから僕の時給で言うと2000円」
初版レビューでの誤指摘

文字起こしの「32万×3=96万円」という発言だけを見て、96万円→48万円の操作(50%引き)と「66%引き」という発言が食い違っていると初版では指摘したが、これは誤りだった。

仕様書との照合結果

報酬設計仕様書(4-3節)によれば、割引の起点は96万円ではなく定価合計141.9万円(固定分128万円+成果報酬参考値13.9万円)であり、①7月無料(-34.6万円)→107.3万円 ②8〜10月成果報酬全額免除(-11.3万円)→96.0万円 ③創業応援としての半額(-48万円)→48.0万円、という3段階の値引きを経ている。「66%引き」は定価141.9万円全体に対する割引率(約93.9万円引き)であり、96万円→48万円の③の段階(ここは50%引き)とは別の水準の数字だった。両者は矛盾せず、口頭発言・仕様書とも整合している。

補足

時給換算「2,000円×80時間=16万円」「16万円×3ヶ月=48万円」も正確に一致しており、最終的な金額48万円は仕様書・時給換算のいずれから見ても正しい。

③12月末区切り時点の想定債務「58万円」

整合
00:35:17 頃 「1番ミニマムで58万の払い出しだけす。初期構築の48万円と、2ヶ月分の固定5万で売上が0だったとかするとこれで58万すね」

初期構築48万円+固定費2ヶ月分(11月・12月、各5万円=10万円)=58万円。発言と一致する。ただしこれは「売上が0だった場合の最低額」であり、成果報酬分は売上の実績次第で別途上乗せされる前提。

④8〜10月の資金繰りシミュレーション「8ヶ月間の合計59万5000円」

信頼できる(本人確認済み)
00:26:14〜00:27:22 頃 「この期間だけの合計で59万5000円なんですよね。8月から3月の予測で8ヶ月間で60万なんですけど」

文字起こしのテキストだけからは、他の確定額(積み立て分48万円+固定費、成果報酬の見込み等)と突き合わせても内訳を再現できなかった。ただし、このMTGでは実際に入出金明細・予測データの生データを画面共有しながらその場で計算ロジックを組んで算出していたことをユーザー(古谷野本人)に確認済み。文字起こしのテキストだけでは検証しきれない情報だが、数字自体の信頼性は高いという点は、AI要約が音声・画面共有等の非言語的な文脈を拾いきれない限界としてこの分析レポートに残しておく価値がある。売上予測が4ヶ月分しか入っていない前提の暫定値である旨は発言内でも留保がついている。なお同じ場面で言及された「トリガー成立時の精算額107万円」(00:31:00頃)は、仕様書6章のシミュレーション例(2026年11月月商100万円でスタートし2027年4月にトリガー成立した場合の一括精算額107万円=固定5万円+初期構築料48万円+月商100万円期間の成果報酬18万円+月商200万円期間の成果報酬36万円)と一致しており、こちらは仕様書ベースの正確な数字だったことを確認できた。

⑤労働分配率「直近6ヶ月46.4%」

既存データと整合
00:44:12 頃 「それで言うと直近6ヶ月がオ46.4%なんで100万稼いだら46万人件費使ってますよみたいな感じです」

[[sdgroup_pl_automation_project]]とは別に、TKPの月次損益計画シートに実装済みの労働分配率数値(2026-08-17時点で確認済みの「46.4%」)と一致する。既に実データとして裏取り済みの数字であり、信頼して良い。

06 — Open Issues

未決事項(竹園氏側の回答待ち)

竹園氏に共有資料を読み込んでもらった上で、次回以降に確認する必要がある論点。